株式投資の未来 第4章 成長すなわちリターンにあらず

[個人的な要約]

これまでの章で繰り返し主張されたように、企業の時価総額の推移と、投資家が手にするリターンの推移は反比例する。とくに新興企業は、実質的にどのセクターでも投資家に過大評価されており、新規採用銘柄がセクターのシェアを膨らまさせると多くの場合リターンを押し下げる。つまり、セクター成長率の高さは、かならずしも高いリターンを意味しない。

⇨伸び盛りの業界分析ではなく、バリュエーション、配当再投資といった長期投資の原則に立ち戻るべし。