株式投資の未来 第一章 成長の罠

[個人的な要約]

投資家のリターンを決定するものはバリュエーション。株価上昇率が優秀でも、株価が過大評価されていると、のちに急落して運用成績が悪化する。一方でオールドエコノミーに属する製造業は斜陽産業の一員として残り続け、流行りの銘柄や新興株に比べ各種指標が劣るものの、バリュエーションの基本的な指標であるPER・配当利回りが優位となる。

「買ったら売らない」アプローチの運用の有効性は歴史が証明している。新興株やIPO銘柄は一時的には運用成績が平均以上の成果をおさめるかもしれないが、超長期(50年)の時間軸で捉えた場合、結果的に既存の銘柄のみの運用成績に敗北している。

⇨PERと配当利回りを見て固い銘柄を選定。買ったら放置。配当を再投資に回し成長させる。